このたびの東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

また、復興支援にご尽力を注がれる全ての方へ感謝と尊敬の意を表します。


私はテレビを見ることがほとんどありません。 テレビの電源は先のワールドカップ以降入ったことがありませんでした。ただこの時ばかりは歩いて自宅に帰ったあと、翌朝の出社時間まで見ておりました。

歴史に残る起きてはならない自然災害と人災が現実になりました。今ではよく行く飲食店で「日本を元気に!」と掲げたメニューが出されております。アスリートの方、芸能界、各界の方々がさまざまな支援活動をされております。

では、我々不動産業界は・・・?

お客様の為に一生懸命に物件を探すことでしょうか。より一層、営業努力し多くの利益を上げ多くの法人税を納税することでしょうか。あながち外れているとは言えませんが、、、

それよりも被災された方への住居の供給ではないでしょうか。

東京(特に23区)には高額物件が過剰供給ともとれる程あります。なかには稼働率50%を下回る空室率の物件が多くあり赤字を増加させ続けています。それらを被災者の方へ提供したらどうでしょう。そしてそこに義援金の一部をつかう。あいにくまだ弊社は高額物件を1棟所有または管理をまかされる程、力がありません。国家機関の方、大手企業様各位、御一考いただければ幸いです。実行されるのであれば私は協力を惜しみません。浅はかかもしれませんが、私はそれが「住」を取り扱う不動産業界のすべき支援(出来ること)だと考えております。

逆境は人を強くします。私がそうでした。

被災地が復興され逆境から立ち上がった若者が将来の日本を背負ってたつことを夢見て・・・

代表取締役 石原 弘教